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 ESSAY

京のちりめん問屋に行ってきました。

本年9月下旬のある日、私は京都五条にあるちりめん問屋に行ってまいりました。
地下鉄五条駅を降りて電話して待つこと5分。
「あの、山口さんですか?」
と声をかけてくる若い男性がひとり。
「え?あなた、松居産業(ちりめん問屋)さん?」
「はい。」
私、正直いってびっくりしました。何故って、髪は長く金色に染めて、スーツも外国のデザインでその下は黄色いワイシャツといういでたちでした。私が思い描いていたいわゆる「ちりめん問屋」の社員の姿からは、程遠いといったら彼に失礼か。
彼にまかせておいて大丈夫かな、と不安を抱きつつ、すぐ近くの本社に案内されました。
ちりめんの商品がたくさん並ぶ展示応接室で、彼の説明を小1時間ほど伺いました。
聞いているうちに最初の不安は消し飛びました。熱心にちりめんの良さを語る彼の表情を見ていると、自然と「ちりめんってすごいな」と思うようになりました。
どこがすごいって?
ちりめんは、歴史のある素材(なんでも徳川家康が戦場でも着ていたらしい)にもかかわらず、今尚進化し続けているそうなんです。
去年のちりめんより今年のちりめん、そして来年へと技術開発が進み、より快適に・よりおしゃれに、変貌をとげているそうなんです。
そんな、ちりめんを100点ほど借りられることになりまして、恒例となりましたちりめん展示会を開催いたします。
どんなふうにすごいかというと…ちりめんに見えないんです。って、それじゃ、ちりめんの意味無いのではという方もいらっしゃるかと思いますが。それが、とってもステキなんです。
他には粉を吹き付けたような加工を施されて、すごく高級感のあるもの。
また、以前にも増して柔らかくドレープ性にとんだものなどなど。
ぜひ実際にご覧になっていただきたいものばかりです。
今回は、店主もちりめんを語ります(自信ないけど)
今回のちりめんのテーマはずばり「ホテルでランチの時に着ていくちりめん」です。
これらのちりめんを見ているだけで、ホテルでランチしたくなります。





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